4月23日(水)、JATIC の柏野代表理事と杉山副代表理事、そして成迫記者(JATIC MEDIA & TRAVEL)は東京都 杉並区に本社を構える 株式会社グリスタ をお訪ねしました。

若き 菅井社長 が率いる同社は、少量多品種の製造体制を武器に、機能性原料の研究開発から製品化までを一気通貫で行う健康食品メーカーです。遠赤外線製法で仕上げる有機青汁、睡眠の質を高める高麗人参サプリメント、エイジングケア用プラセンタサプリメント、そして “WHITE TOMATO” と名付けられた美白サプリメントなど、独創的な商品群は国内外から注目を集めています。同社は「人と美と健康」をテーマに、“自分らしく輝く” ことを応援する企業理念を掲げています。いいもの造り(製品)感謝の気持ち を大切に、日々進化・成長を続けながら未来の輝く健康を創造し、社会に貢献する企業を目指す――その強い使命感こそが、グリスタのものづくりの礎となっています。

今回の面談では、同社が 海外市場への進出 を真剣に検討していることが語られました。特にカンボジアは都市部に暮らす若年層を中心に「健康」と「美容」への関心が急速に高まる一方、慢性的な栄養バランスの偏りやサプリメント情報の不足が課題となっている――菅井社長はそうした現状を的確に捉えられており、既存製品のローカライズと美容クリニック併設型の販売モデルを組み合わせた事業構想を話し合いました。

自社製品を案内していただいた際、菅井社長が繰り返し強調していたのは 「品質に妥協しない姿勢」 でした。製品の安全性はもちろんのこと、実際に体感できる効果とコストパフォーマンスを確保している点は、海外展開でも大きな強みとなるはずです。

短い時間ではありましたが、相互の理解を深めるには十分な対話ができました。JATIC としては、現地での流通網の構築や行政手続きの支援など、インフラ面での協力を検討します。今後はフィージビリティ調査チームを立ち上げ、2025 年内のパイロット販売 を目標に準備を進めることで合意しました。

会談の中で垣間見たグリスタの挑戦は、カンボジアの人々の健康と美に寄与するだけでなく、日カンボジア双方の産業交流を一段と深めるきっかけとなるでしょう。私たち JATIC も伴走者として、この歩みを丁寧に支えていきます。

お問い合わせ先
株式会社 グリスタ
東京都 杉並区 梅里 2-40-16
https://www.glistar.co.jp/

JATIC(日本先端技術国際インフラ協力機構)事務局
E-mail: info@jatic.jp
Tel: 050-3628-2525

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA