せせらぎ三島ロータリークラブ様、田井進 在仙台カンボジア王国名誉領事と共に、カンダール州にあるSomraong Andaet小学校へ井戸と手洗い場を寄贈しました。さらに、株式会社GPバイオテックの半田社長と協力し、同社の技術を活用したヒ素除去フィルター を井戸に設置しました。

同校はメコン川の近くに位置し、過去の水質検査でヒ素が検出されたため、井戸水をそのまま飲むことができませんでした。そこでJATICではGPバイオテックと連携し、コーヒー殻を活用した活性炭フィルターを設置し、ヒ素を取り除く仕組みを導入しました。今後はカンボジア国内で生産されるカシューナッツの殻の活性炭を使用したフィルターへ切り替える計画も進めています。

また、今後も継続して定期的な水質検査とフィルター交換を行い、子どもたちが安全で清潔な水を使い続けられるようにしていきます。

さらに、最終的には株式会社ナノビートウォーターが提供する「ナノビートウォーター活性水装置」を追加導入する予定です。この装置により井戸水がさらに活性化され、より安全で体に良い水を子どもたちに提供できるようになります。

この井戸と手洗い場の設置により、子どもたちは安心して水を飲むことができ、衛生的に手を洗う習慣を身につけることができるようになりました。以前は不衛生な井戸の水で手を洗うのがやっとで飲むことなど到底無理でしたが、学校に清潔な水があることで勉強に集中できる環境 が整いました。

以前に使用していた手洗い場

「これでお腹を壊す心配がなくなる!」
「冷たいお水を飲めるのが嬉しい!」
「手を洗って、元気に遊べるようになった!」

と、子どもたちは目を輝かせています。

私たちJATICは、今後もカンボジアに安全な水を届ける活動を続け、未来を担う子どもたちの健やかな成長を支えていきます。

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